真人間になる記

遅れてきた反抗期の彼氏大好き芸人
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十二国記 | Jan. 29, 2020

十二国記 | Jan. 29, 2020

10年ぶりくらいに読んだんだけどすっっっっっごく面白いわ。
粗筋と結末は知っててもリアルに「記憶を消してもう一度」の状態だったので楽しかった。

初めて十二国記を読んだのは中一か中二くらいのときかな。だいたい15年前。当時も夢中になって読んだ。今読んでも本当に面白かった。

数ヶ月前、妹が最新刊を買ってきて読んでたの。で、私に読むかと薦められたんだけど、私はシリーズ物って順番に追いたい質なので、復習がてら最初から読み返すことにした!

ついでに音読しながら読んだ!😇
「音読すると脳の働きが良くなる」というソースは2ちゃんの怪しい話を知って、別に何か減るものでもないし試しにやってみようと思って。
いやあ〜〜〜、音読しながらだと物語の脳味噌への染み込み具合(?)が深い気がする。あと、登場人物たちの考えや感情をより強く感じられて感動が大きい……気がする!🤣
十二国記自体がとっても面白いし私も大好きだから、音読も楽しかった。気づいたら3時間連続で読んだときもあったな。部屋の空気が乾燥してたせいかさすがに喉が掠れたw
脳に良いかはまだ分からないけど、とっても楽しかったので効果は有っても無くてもどっちでも良い。続けてみる。



シリーズで読んだことある話のうちで一番好きなのは、一作目であるこの「月の影 影の海」なんだよなあ。😌

内気で周りに合わせがちな女子高生の陽子が異世界で凄惨で過酷な目に遭い、自己との深い対話を経てタフさを身に付けていく過程がグッとくるの。



この異世界には神は居るが人を助けない。他人への親切を見せて善良さを証明したところで神は人を依怙贔屓しないのだ。だからここには自分の利益を最優先する者が多い。
陽子は人に妖魔に命を狙われ、人を信じては裏切られ、他人の親切を受け取ることが怖くなった。
そんな中、万事休すかと思われたときに手を差し伸べた一匹(一人)の大きなネズミ。陽子は彼を利用することに決めたが、二人旅の道中で離れ離れになった。そのあとの葛藤と、卑怯な生き方をしたくない、人を信じることができるくらい強くなりたいと、まるで自分自身と約束するかのような決意の場面。
ここに陽子の生来の善性とタフさを感じる。やっぱり陽子は王の器だよ。

陽子は故郷にいたころの自分を振り返り、その頃の自分を「臆病だったのではなく怠惰だった」と評する。そして、元の世界に帰って、もう一度やり直したいと願うようになる。ところがそうはいかない事情が出来てどうしようかと楽俊(ネズミの彼)と対話をするところ。ここも良い。

この二つの場面は、自分の生き方についても考えさせられるね……。

「十二国記」という異世界の仕組みを陽子の経験を通じて知っていくのも楽しい体験だった。



シリーズで持ってるのは
・月の影 影の海
・風の海 迷宮の岸
・東の海神 西の滄海

で、読んだことあるのは↑と
・図南の翼
・華胥の幽夢
のふたつを併せて5つ。

次どれ読もうかな……。物語の時系列順に読むか、刊行順に読むか悩む。
刊行順に読むなら、本当は「魔性の子」を一番先に読むべきだったからそれにしようか。時系列では風の海〜の後になるんだっけ。
明日本屋に行くぞ😆