読み終わった。
この『池袋ウエストゲートパーク』シリーズ読んでると驚くことがいくつかある。そしてその驚きは大きく二種類に分けられる。一つは「懐かしいなあ」という喜びとともに、もう一つは「今では珍しくないこれは、こんな時代(15年以上も前)からあったのか!」という純粋な驚嘆。
I.W.G.P.を読んでると前者に出会うのは珍しくない。何しろ2003年に書かれた話だから。ミニモニ。、フロッピーディスク、iモード……。それから「逝ってよし!」なんてインターネットスラング、活字で見たのはマジで10年ぶりくらいだ。
後者もそこそこある。スマドラ、ビデオチャット、ホットスポット(Wi-Fiスポットみたいなやつ?)、家系ラーメン。
来年のアニメ化が成功して2期3期と続いたらいつかコラボカフェやって七生のラーメン出してほしい。あっさりとした醤油スープのラーメンと、それに合う濃い味付けの七種の具😋 それで背の高い悪そうな双子のお兄さんが店員やってたら言うこと無し。
「黒いフードの夜」で、八方塞がりな状況で自分はどうしたらいいのかと縋ってくる難民の少年に返したマコトの言葉が良かった。
「だめだ、サヤー。誰かにどうしたらいいかきいてたんじゃ、どこにいっても同じだぞ。自分がどうしたいのか、なにを望むのか、自分で決めるんだ。それができなきゃ、何千キロも海を越えて日本まできた価値がないじゃないか。おまえのとうさんが命がけでほしがった民主主義だぞ。こっちの世界は確かに天国じゃないし、くだらないところだが、それでも自分の人生は自分で選べるんだ。いいか、サヤー、おまえはどうしたい? 厳しくても自分で考えて、未来を決めろ」
腹を空かせた人に魚を与えるのか釣り竿を与えるのかってあるけど、マコトは釣り竿を与えて使い方を教えるタイプの人だね。
ところで、ヤクザからお金もらって仕事請け負うってGボーイズってギャングというより半グレなのでは(今更)🤪
3巻借りに行ったときは9巻だけが無かったのに、これ(四作目)借りたときは10から先が無かった。
私以外にもI.W.G.P.シリーズにハマってる人いるのかもな。嬉しい〜〜〜😃
https://youtube.com/watch?v=FSFFR9lSVJc
あとで観る